スズキ スペーシア ブレーキパット交換方法

2022年3月24日

この記事のお悩み解決ポイント
  • ブレーキパット交換を自分でやりたい方
  • ブレーキパット交換の方法が知りたい方
  • ブレーキパット交換を安く済ませたい方
  • ブレーキパット交換をおさらいしたい方

今回ご紹介するのがスズキ スペーシアのブレーキパット交換方法です。自分で交換してみたいと思っている方やどういう作業か興味がある方、交換方法は知っているけど、おさらいしたいなと思っている方など、是非参考にしてみてください。

自分は他にも「コーローYTchannel」というYouTubeチャンネルも運営してます。本ブログ内でも情報は確認できますが、ぜひ動画と合わせてチェックしてみてください。

動画で確認はこちら

ブレーキパット交換で必要な工具

ブレーキキャリパーツール


ブレーキパットが減って来ると新品の時よりも、ピストンが多くでているため、ピストンを押し戻す工具になります。ブレーキパット交換で必須のアイテムになります。

メガネレンチ


キャリパーのボルトをはずすのに使用します。工具選びは好みもありますが、KTCやマックツールが使いやすいし、ボルトもなめにくいと思うのでオススメです。

クロスレンチ


このアイテムはタイヤを取付取り外しの際に使用します。タイヤを取付取り外しする工具はいろんな物がありますが、クロスレンチは17mm、19mm、21mmのホイールナットに対応している物がほとんどなので便利なアイテムですし、個人的にはナットに力が伝わりやすいので、とても使いやすい工具です。

他にもブレーキオイルの量を調整する為のスポイトやタイヤの締付けをする為のトルクレンチがあれば楽に作業が出来ると思います。

ブレーキパット交換に必要な部品

ブレーキパット


ブレーキパットのメーカーは純正品以外にもいろいろあり、ディクセルやエンドレス、アケボノやアドヴィックスなどたくさんのメーカーさんがあります。

今回使用したメーカーはアケボノさんですが、交換後低温時でもキーキー音が鳴らないのでとても良かったです。

ブレーキパットグリス


塗らないとキーキー音が鳴ったり、異音の原因になったりする場合もあります。価格も安い物だと200円ぐらいで売っているので、できれば塗った方がいいですね。

ブレーキパットの交換方法

【ステップ1】タイヤのはずし方

スズキ車は基本19mmのナットを使用しているので、クロスレンチの中から19mmのソケットを探しナットに差し込み、クロスレンチを反時計周りに回してナットを緩めます。

ちなみにトヨタ車は21mm、ホンダ車は19mmが多いです。

【ステップ2】ブレーキキャリパーのはずし方

ブレーキキャリパーは上下2本のボルトで固定されているのですが、今回は下のボルトのみを外します。レンチサイズで14mmのボルトで締まっているのでレンチを時計周りに回してはずします。

反時計周りに回してしまうとナットが締まっていくので気を付けてください。

【ステップ3】ブレーキパットのはずし方

ブレーキパットは上下の隙間に入って固定されているだけなので、はずすときは左右にスライドさせて取り外します。特にネジなどでは固定されていないので、手で引っ張ればはずれてきます。

はずす際は内側についていた方と外側についていた方が分かるようにして置くと、新品と入れ替える時に楽に作業ができます。

【ステップ4】鳴き止めグリスの塗り方

内側に付けるブレーキパットはピストンが当たる場所を目安に、外側のピストンにはブレーキキャリパーが当たる場所を目安に鳴き止めグリスを塗ります。

グリスを塗ることにより、キーキー音がなることを防ぎます。

【ステップ5】キャリパーピストンの戻し方

ブレーキキャリパー本体にキャリパーツールをはめ込みキャリパーツールを広げていきます。勢いよくピストンを押し込んでしまうとピストンの周りにあるゴムがはずれてしまうかもしれないのでゆっくり押し込んでください。

ピストンを押し込んだ分だけ、ブレーキオイルが増えるのでブレーキオイルの量はこまめに確認してください。

【ステップ6】ブレーキパットの取付方

ブレーキパットを外した逆の手順で、新品のブレーキパットをスライドさせながら付けていきます。ブレーキパット本体を少し斜めにしながら入れてあげると入りやすいです

パット取付後、上にずらしてあるキャリパーが入ればOKです。入らない場合はローターがずれてたりするので、確認してみてください。

【ステップ7】ブレーキキャリパーの取付方

先ほどはずした14mmのボルトを逆の手順で取付します。取付の際は上のボルトも締まっているか念の為確認します。

【ステップ8】タイヤの取付方

タイヤをはめてナットを手締めで絞めていきます。手締めの後にクロスレンチを使用して仮止めしていきます。タイヤが半分地面に設置するまでジャッキを下げ、トルクレンチを使用して本締めを行います。

締め付けトルクは取扱い説明書のサービスデータを確認してください。

まとめ/レビュー

今回のブレーキパット交換はいかがでしたか?実際の作業はすごく大変な作業ではないですが、ブレーキ関連の整備になるので、特に注意しながら作業を進めてください。ブレーキパット交換が出来る用になれば、車検の際の費用も少なくなるので、参考になればと思います。

最後までご愛読ありがとうございました。